適度に体を動かすと、ドーパミンやテストステロンの増加等により脳神経が活発に働くようになり、記憶力、注意・判断能力、集中力、さまざまな情報を取捨選択して利用する「実行機能」を高めることかがあることが分かっています。
こうした脳の働きの活性化は、心拍数90〜100程度、1回10分程度の簡単な運動でも高まるため、業務の間に短時間の運動を取り入れることでも、生産性の向上が期待できます。
運動にはリフレッシュ効果もあることが知られています。運動すると活性化される交感神経優位な時間が増えると、意欲が向上し、ポジティブな思考になりやすくなります。
また、一定のリズムで体の筋肉を動かす有酸素運動により、脳の情報伝達物質である「セロトニン」や「エンドルフィン」が活性化することも分かっています。
こうした神経物質が増えると、心が落ち着いてさわやかな気分になったり、集中力も高まったり、幸福感が得られます。元気が出てポジティブな気分になり、不安感が改善されたり、ストレス耐性も高まる効果が期待できます。
ある海外の研究では、毎週1時間の運動により、うつ病の発症を12%抑制できることも発表されています。
新型コロナウイルス感染症をきっかけに、在宅勤務・リモートワークを導入する企業がふえています。
リモートワークは、通勤や移動の手間・コストが減るなど、従業員、企業双方にメリットがある一方で、従業員の運動不足を助長することが指摘されています。
都市部で勤務するビジネスパーソンであれば、通勤も含めれば1日7,000〜1万歩程度歩くという人も少なくありませんが、新型コロナウイルス感染症前の2020年1月と比べて、在宅勤務・リモートワークが広がった4月以降では、1日の歩数は大きく減少し、体脂肪率も上昇傾向にあることがわかりました。
中長期的には生活習慣病(糖尿病や心疾患)やがん発病のリスク高め、職場の生産性や活力の低下を招くことが懸念されており、働き方の変化で失われるこうした活動量の減少を補うことができます。
運動には業務遂行においても様々なプラス効果があることが分かっています。
脳神経の活性化による生産性向上やメンタルヘルスの維持・向上、糖尿病やがんなどの疾病予防効果が期待できます。
うぇる・なすでは、職場や自宅(在宅勤務中の方)で簡単に取り組め、
の要素を取り入れたオリジナルの運動プログラムをご提供しています。
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