Column コラム

2024.01.20

食の意識を変えるグループファスティング

ファスティングを行う目的

ファスティングは数日間食事を抜くことから、ダイエットを目的に行う方も少なくありません。

提供されているファスティングプログラムも、ダイエットや痩身を謳うものが多く見られます。
しかし、ファスティングの本来の目的は短期的なダイエットではなく、長期的な視点での「健康なからだ造り」だと考えています。

ファスティングの目的
◎食の意識を変える
◎腸内環境を改善する


弊社ではこうした考えに基づいて、健康経営支援サービスのひとつとして、企業の従業員向け「グループファスティング」を提供しています。

ファスティングの手順

弊社で提供しているファスティングプログラムは、準備食(2日間)→断食(2日間)→回復食(1日間)
と期間を分けて実施します。

※準備食を抜いた3日間コースもあります

ステップ1. 断食前の準備食:土壌を整える

「準備食」とは、断食に備えて以下の目的で断食の直前に取る食事です。

◎内臓の負担を減らして休ませる
◎腸内環境を整える
◎酵素が働くための補酵素(ビタミン・ミネラル)を補充する

これらは、断食の効果を上げるのに大切な準備となります。

胃腸は畑と同じで、荒れた土壌よりも整った土壌の方がより肥料を吸収し、断食、回復食でよい腸内細菌を定着させることができます。

<準備食で食べる物>
白米・玄米・粟・ひえ、豆類、野菜、果物など
こうした食品で腸内環境を整えていきます。
<NG食品>
小麦製品、肉類、魚介類、卵類、乳製品(動物性たんぱく質)、お酒、コーヒーなど。
胃腸に刺激や負担をかけるものを避けます。

普段から食べ過ぎていたりお酒をたくさん飲む方は、この準備食の段階で「もの足りなさ」を感じつつも、胃腸の負担が減るので調子が良くなる感覚を覚えます。

ステップ2. 断食期間:「食べない」ことで「食べる」を意識する

2日間の準備食で内臓が休まり、良いものを取り込みやすい腸内環境が整ったところで2日間の断食に入ります。

断食中は無添加酵素ドリンクと水分のみで過ごします。酵素ドリンクは消化器官に負担をかけずに、最低限のカロリーやミネラル、ビタミンが補給できるため、断食中の栄養補給として機能します。また自然の食物酵素が腸内細菌を整えてくれます。


「断食は空腹で辛い」とイメージされる方も多いですが、食べないと自らの意志で決めると意外と楽しく過ごすことができます。

弊社のファスティング指導でお伝えしている大事なことが、断食期間で『自分のカラダの変化を感じ取る』ことです。
普段、食べたい物を食べることが当たり前な状況で、いざ「食べない」状況になったときに自分が何を感じるのか、カラダはどんな変化をするのか、ここにしっかりと向き合うことで『食べることの意味』が深く理解することができます。
その感覚を感じ取ってもらうために、ファスティング実践中に食の意識に関する言葉やリマインドを参加者に投げかけています。

参加された方からは、


「日頃の食べ過ぎに気付かされる」
「胃腸の負担がないからぐっすり眠れた」
「空腹感はあるけど忙しいと気にならない」
「むしろ集中できている」
「空腹感がクセになりそう」


との声もあがり、ファスティングは休日ではなく、仕事しながらの平日に実践する方も多い理由の一つです。
中には断食2日目辺りから急に空腹感が消えて力が漲り、集中力が上がるゾーン状態に入る人もいて、私はこれを「ファスティングハイ」と呼んでいまして何度も経験しています。そんな非日常な体験を過ごせるのもファスティングの醍醐味です。

ファスティングは「食べる」ことについて体感覚で感じ取り、考えることのできる大切な時間と体験となり得るのです。

ステップ3. 回復食:食事が体に与える影響を体感する

2日間の準備食、2日間の断食、を経て1日間の回復食へと入ります。ファスティングで一番大切なのが回復食です。

「断食が終わった、よし!好きなものを食べよう」ではこれまでの期間が水の泡です。

回復食の期間をどう過ごしたかによって、ファスティングの結果が決まると言っても過言ではありません。ここから何を食べるかによって腸内細菌が悪玉優位になるか善玉優位になるか、腸内環境を大きく左右します。

まずは、お粥と具なし味噌汁で胃腸を慣らしていきます。
少ない量の食事でも十分体が動く、エネルギーが満ちてくる、この感覚を味わうと、普段いかに必要以上の食事を食べているのか、と感じる方が少なくありません。味覚も敏感になり、食べ物の味わいや食べる量など、普段と違う感じ方ができます。
お粥と具なし味噌汁しか食べてないのに満腹、そして力が湧いてきて活発に動けるのが体感できます。

参加された方からは、
「お茶碗一杯で十分満足できた」
「ご飯が凄く美味しく感じた」

との声があがります。

腸内環境が善玉優位になるメニューを中心に、徐々に固形物を入れて胃腸を慣らしていきます。
その間も体の声を聞き、向き合い、変化を感じ取ります。そうすることで、日々の食事が自身の体にどんな影響のかを体感し、食の意識を変えていきます。

ファスティング終了後は、何を食べれば腸内細菌が良い状態になるのか、逆に悪い状態になるのかの知識を得て、日常の食生活に戻ります。

ファスティングで気づく「当たり前」ではなく「ありがとう」

ファスティングは短期的な健康効果だけでなく、長期的な健康管理を目的とした食習慣を学ぶことができます。短期間の『何も食べない』ではなく、その後の『何を食べるか』に焦点をあわせることが大切です。

ある方は「今までの味付けがしょっぱく感じるようになり、薄味でちょうどよくなりました」といいます。この味覚の変化は大きな収穫です。
悪習慣に慣れるとなかなか気づくことが難しく、ファスティングは気づくためのよいきっかけになります。

「ありがとう」の反対語は何だか分かりますか?
それは「当たり前」です。

普段「当たり前」に食べている食事が、実は「とても有り難い」ことなのだと気が付くことができるのが、本当のファスティングの意味だと考えています。

うぇるなすのグループファスティングでは、ひとりではなく参加者同士で感じたことをシェアをしながら取り組みます。それぞれが感じたことをシェアしながら行うことで、気づきも深くなり、行動変容も起こりやすくなります。

参加者からは、
「空腹感は辛かったけど楽しく行えた、ながら沢山の気づきを得られました」
という声が多くあがります。
ファスティングは6ヶ月に一度程度のペースで行うと良いサイクルで腸内環境が保てます。忙しくて時間が取れない場合、準備食無しの3日間コースでも十分効果は得られます。

保健指導などでなかなか改善行動をとってくれない、行動変容が得られないという企業は、一度グループファスティングを試してみてはいかがでしょうか。

うぇるなすグループファスティングは、健康経営優良法人認定の「⑨食生活の改善に向けた取り組み」項目に適合します。
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